お風呂の方角と汚れの関係

前回の洗浄レポートの続きです。

土浦市築2年目の2世帯住宅にお住まいの方からのご依頼。

同日に2件同時のお申込み頂き、後半の作業レポートです。

 

こちらのお風呂は、
大人2名で使用されており、追い焚きは毎日。

お話しを聞く限りでは、これまでの事例を踏まえると、

前半のお風呂よりも汚れは少ないだろうと予想されます。

しかし、洗浄前の検査の数値を見てみると、、、

1774RLU!!

(日本公衆衛生協会による、一般の入浴施設での目安は25RLUが安全圏とされています)

この数値が高ければ高い程、感染症のリスクは大きいとされていますので、

この結果には、依頼主様も驚かれていました。

 

しっかりと、除菌と汚れの除去をさせて頂く為に作業に取り掛かります(‘◇’)ゞ

まずは金具の取り外しから。。

汚れはつきづらいタイプの循環金具ですが、

毎日お湯が行き来している場所なので、必ずぬめりが出てしまいます。

手作業でしっかりお掃除し、次に配管内部の汚れの除去。

薄茶色の汚れは、
汗・皮脂汚れが湯垢とともに配管にこびりついていた証です。

こちらのお宅では、入浴剤の使用はないとおっしゃっていたので、

殆どが積もり積もった、これらの汚れで、

その
汚れを栄養分として雑菌の繁殖へと繋がっています。

 

すすぎを行い、洗浄後の検査の数値をみてみると、

9RLUまで下がり、

汚れの除去と、除菌できたことが確認できました!!

 

今回、2世帯で同じ設置年数のお風呂。

入浴する家族が少なかったお風呂の方が雑菌の値が高く、汚れが沢山出てきた原因は何か、、、

あくまでも推測ではありますが、

お風呂が設置してある方角も関係しているのかもしれません。

 

前半の作業したお風呂は、
東側

後半のお風呂は
北側

「北側の方が、湿度が溜まりやすく汚れがつきやすい」

このように、”お風呂の方角と汚れの関係” があるのかもしれません。
 

皆さんのご家庭では、お風呂はどの方角にありますか??

”北側の方がより汚れている”

日常のお風呂掃除・配管掃除一つの判断基準としてみてはいかがでしょうか。