龍ヶ崎市、築25年の戸建て住宅にお住まいの方より、
「お湯張りをするとお湯が茶色っぽく、黒い汚れが出てきてしまいます。。
昨年、別の清掃業者にお願いしたのですが、改善しなくて、、、」
っと、お困りな様子でお電話頂きました。
使用している給湯器は、ノーリツのガス給湯器で、
井戸水をお使いのお客様です。
【状況確認】
早速お伺いし、状況を確認してみました。
まず、自動ボタンのスイッチでお湯張りをすると、
このような、黒いカスが沢山出てきてしまっている状況でした。
お話しを伺うと、浴室のフルリフォーム(配管まで交換)は7年前にされており、
このような汚れが出始めたのは1年前から。
それ以前から、お湯張りをすると、浴槽下が砂利つくような異物感はあったようで、
一度清掃業者に風呂釜のクリーニングしてもらったようでしたが、
全く改善に至らなかったということです。。
汚れの質を見る限り、湯垢だけではなさそうなので、
100%の改善になるかといえば、難しい場合もあります。
しかし、どんなケースにしても、現状よりは必ず改善しますので、
「出来る限り万全を尽くします」っということでご了承頂き、
早速洗浄に取り掛かりました。
【循環金具のお掃除】
まずは、循環金具を外してみると、、、、
<before>
一度外してお掃除されているようですので、それほどの汚れは溜まっていませんでした。
<after>
手作業でキレイにさせて頂きました。
【配管内部の汚れ】
次に、配管の内部の汚れを、掻き出していきます。
凄い汚れです!!
もちろん、1度では取り切らずに何度も洗浄を繰り返すこと数時間。。
お湯張りで出てきた汚れが改善しましたので、終了とさせて頂きました。
【汚れの原因】
配管交換までのリフォームから7年。
これほどまでの汚れの原因を探ります。
まずは
①井戸水をお使いということ。
井戸水は、塩素が入っていないので、配管の中に苔や藻が張りやすくなってしまいます。
一度それらが発生してしまうと、ブラシでこすらないととれないぐらいの
しつこい汚れが配管内に溜まってしまいます。
②配管の材質がゴム
画像左側2本が、追い焚き配管です。
ゴム配管ですと、樹脂管に比べて経年劣化が圧倒的に早く、
さらに、”ゴム”は滑り止めの役割もあるので、劣化がおきた上に汚れが留まってしまうという悪循環。。
入浴剤をお使いで、追い焚きしてしまうとなおさら酷い汚れに悩まされてしまうのは、
目に見えて分かります。
【お客様の声】
洗浄後にアンケートにお答え頂きました。
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「一度専門業者に頼んだのに、改善しないなんて、、、」
お客様も、原因不明な汚れに、相当お悩みだったと思います。
”原因があり結果がある”
汚れの原因が明確になると、普段のお手入れへの意識や、
改善するための色々な行動が出来ますのが、
不明のままですと、毎日のお風呂がストレスにしかなりません。
【アフターフォロー】
数日後、お電話でお話しを伺うと
「洗浄後は何も出てこなくなりました。頼んで良かったね、と家族と話しています」
っと、有難いお言葉を頂戴しました。
配管の交換も、時期をみて交換してみると、おっしゃっていました。
【お手入れの必要性】
今回のケースは、
井戸水をお使いで、配管の材質がゴムだったこと。
追い焚きをお使いであれば
徹底的な洗浄は必ず必要です!!
2年、3年でも、そのまま使い続けてしまうと、
一度の洗浄ではキレイにすることは難しくなってしまいますので、
年に1度の徹底的なお手入れの必要性を
ご理解頂けると幸いです。
お風呂の汚れやニオイ、
その他ご心配なことがございましたら、どうぞお気軽にご相談下さいませm(__)m
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