お湯を張るたびに、白いものが出てくる。

茨城県つくば市、築10年目のマンションにお住まいの方からお問合せ頂きました。

最近、お湯を張るたびに”白いものや赤いもの”がポロポロと出てきてしまい、原因不明でお悩みだった依頼主様。以前から入浴剤がお好きで、にごり系の入浴剤を使用していたとのことで、配管の汚れも気になってのご依頼です。

現在はご夫婦でお住まいのようで、追い焚きは毎日フル稼働。
お使いの給湯器は「リンナイのガス給湯器」でした。

【状況確認】

早速お伺いし、状況確認の為にお湯を張らせてもらいます。

若干、このような細かい白いカスが出てきていました。
柔らかく湯垢に近い異物は、
白い”濁り系の入浴剤”をお使いだったということで、その成分が追い焚き配管内にこびりついていると思われます。

諸々ご説明させて頂き、早速作業へ取り掛かります!!

【循環金具の分解洗浄】

循環金具を取り外してみると、、、、

＜before＞
●フィルターを外した先の金具です。

●金具を外した穴です。

この真っ白い汚れは、入浴剤の成分そのものです。
これらを放置してしまいますと、どんどん湯垢が溜まり続けてしまい、給湯器の熱効率も悪くなり、何より雑菌繁殖のもとになってしまいます。

＜after＞

しっかりとキレイにさせて頂きました！

【配管内部の汚れ】

次に配管の内部の汚れを、掻き出していきます。

出てきました！白い泡の上に浮いている茶色いモノが、長年溜まり続けていた皮脂・入浴剤・ヌメリなどの配管内の汚れです。
依頼主様もこの汚れをご覧になり、大変驚かれておりました。
築年数が10年といえども、マンションの場合は戸建てに比べて配管も長く、汚れも溜まりやすくなっています。
使ったお湯を循環させている追い焚き配管内は、行き場を失った汚れが溜まり続けてしまっているのです。