入浴剤の上手な使い方

「湯張りをすると白いカスが浮いている」
最近、同じようにお困りの方から、立て続けにご依頼頂いたのですが、汚れの原因は入浴剤でした。

とろみ系・白濁系などの保湿効果が高いものから、炭酸系などの疲労回復効果が高いもの、アロマ系などリラックス効果が高いものなど、年中通してお使いだったそうです。

ですが、エコキュートをお使いの場合は、特に注意が必要になってきます。
あくまで私の経験談になってしまいますが、機械の構造上、入浴剤が配管の中に溜まってしまうと、年月が経てば経つほど汚れを取り切る事が難しくなってしまうようです。

メーカーさんによっては、取り扱い説明書で以下のように注意を呼び掛けていたりもします。
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追い焚きすると、入浴剤が入った浴槽内のお湯が給湯器に吸い込まれ、温められてまた浴槽内に戻ってくるのです。
なので、新しいお湯で温められているのではなく、入浴剤の入ったお湯が循環しながら温かくなっているのです。

この仕組みをご理解頂ける方は、なぜ追い焚き配管内が汚れてしまうのかがお解りになると思います。

 

では、「入浴剤は使ってはダメなの??」そう思われるかと思いますが、そんな事はありません。
「入浴剤を使いたい!!」「でも追い焚き配管を出来る限り汚したくない!!」

 

そんな方は、以下の点にお気を付けください。

①自動の湯張りが完了したら自動ボタンのスイッチをOFF
(ご家庭によっては、4~5時間自動運転のままというお宅が多いですが、お湯が冷めると勝手に追い焚きが稼働してしまいます。追い焚きの頻度が低くなれば、その分配管内の汚れも変わっていきますね。)

②お湯が冷めたら、熱いお湯で足し湯する。
(メーカーによっては、”高温足し湯”などありますので、こちらを押してください。新しいお湯で湯船を温めてくれるので、追い焚きは使いません)

③市販の洗浄剤で月1回お手入れして下さい
(市販の洗浄剤は、除菌効果がメインですが、お手入れしないよりは汚れの付き方も変わってきます)

以上の事に意識して下されば、出来る限り配管内の汚れを抑える事も出来ますのでご安心してお使い下さい(*’▽’)

私たちは入浴剤がお好きな方から、楽しみを奪うつもりはありません。
入浴剤がお好きな方はお風呂が好き。素晴らしい事です。
湯船に浸かることは予防医学的にもとても良い事なのです!!

上手な使い方で、リラックスしたバスタイムをお過ごしくださいね(≧▽≦)